御殿場市で使える農業・観光・事業者向け補助金を市・県・国に分けて整理した記事のアイキャッチ画像

御殿場市で使える農業・観光・事業者向け補助金まとめ

御殿場市は農業・観光・食品加工が盛んで、運送や設備投資への支援もあります。御殿場市の事業者が「まず何を確認すればいいか」を、市・県・国に分けて整理します。

受付状況・申請期限・予算残額は変わることがあります。気になる制度が見つかったら、申請前に必ず各市町の担当課・公募要領で最新情報をご確認ください。

御殿場市の事業者がまず確認したい制度

御殿場市は設備投資(固定資産税相当額・年限度5,000万円)、漬物製造等事業継続支援など、地域産業に沿った制度が特徴です。農業者物価高騰重点支援は2026年6月30日に申請受付を終了しました。

御殿場市は、富士山麓の冷涼な気候を生かした農業・食品加工と、観光・物流が盛んな街です。漬物などの食品製造、農業、観光イベント、運送など、地域の産業に沿った支援が用意されています。

事業者向け市町独自設備投資

御殿場市設備投資事業費補助金

上限額
50,000,000円
受付状況
受付中
対象者
製造業(工場・研究所)・ソフトウェア業・自然科学研究所・物流施設等。設備投資1億円以上、従業員10人以上(研究所5人)うち市内雇用増1人以上、3年間雇用維持。市税滞納なし
対象経費
業務開始年度の家屋・償却資産の固定資産税・都市計画税(前年度税額と比較した増加分)
補助率
増加した固定資産税+都市計画税相当額(最大3年間)
申請タイミング
事業開始日から改修・取得は3年、増設・増築は5年以内に申請
問い合わせ
御殿場市 商工振興課 / 0550-82-4683
締切メモ
受付中。申請期限:公式資料に期限記載なし
最終確認 2026-07-23
事業者向け市町独自設備投資申請前確認必須

漬物製造等事業継続支援補助金

上限額
100万円
受付状況
受付中
対象者
漬物製造業の営業許可を取得し、農産物加工品を製造・販売する、市内在住の農業者またはその生産者団体等。市税等の滞納がないこと
対象経費
営業許可基準を満たす資器材の購入・設置、施設改修工事
補助率
対象経費の3/4
申請タイミング
申請前に保健所へ施設・設備配置図を示して確認し、市の交付決定後に購入・工事着手
問い合わせ
御殿場市 農政課 農業振興スタッフ / 0550-82-4661
締切メモ
受付中。申請期限:2026-12-28
事業者向け市町独自設備投資

農業者物価高騰重点支援事業

上限額
500,000円
受付状況
申請受付終了
対象者
市内に住所・事業所を有し農産物または市内農産物主原料の加工品を販売する農業経営体(個人・法人)等。令和7年分申告・販売金額1万円以上、市税滞納なし
対象経費
令和7年分申告書・決算書記載の肥料費・飼料費・諸材料費・動力光熱費の合計(加工業者は仕入金額も対象)
補助率
10〜20%(認定農業者・畜産・加工業者等は20%、その他10%)
申請タイミング
受付期間内に農政課窓口へ申請
問い合わせ
御殿場市 農政課 農業振興スタッフ / 0550-82-4661
締切メモ
申請受付終了。申請期限:2026-06-30

観光・雇用・開業の支援

観光イベント開催・誘致推進、雇用創出促進、開業パワーアップ支援資金の利子補給など、観光地らしい支援や開業支援もあります。

事業者向け市町独自販路開拓広告・広報

御殿場市観光イベント事業開催・誘致推進事業補助金

上限額
500,000円
受付状況
受付中
対象者
市内の公共屋外施設で観光イベントを主催する者(市内外問わず法人・団体・個人。市内事業者は市税滞納なし)
対象経費
会場使用料、附帯設備使用料、設備・備品リース料、設営・撤去委託料、広告宣伝費、輸送バス借上料、出演料、警備委託料 等
補助率
対象経費の1/2
申請タイミング
開催前に観光交流課へ申請(随時受付)
問い合わせ
御殿場市 観光交流課 / 0550-82-4622
締切メモ
受付中。申請期限:随時受付
事業者向け市町独自雇用創出

雇用創出促進事業費補助金

上限額
50,000,000円
受付状況
制度実施中・随時相談
対象者
市内で対象施設を設置・運営し、市税滞納がない民間企業等
主な要件
原則として従業員15人以上、市内雇用増1人以上。設備投資額は施設区分により5,000万円または1億円以上
補助内容
市内正規従業員1人25万円、対象パート1人12万5,000円、市外から市内へ転入した既存従業員1人25万円
申請時期
既存施設の改修・取得は事業開始後3年以内、増設・増築等は5年以内。計画段階で要相談
問い合わせ
御殿場市 商工振興課 / 0550-82-4683
最終確認 2026-07-23
年度限定公募ではなく、設備投資と雇用計画を伴う継続制度です。
事業者向け市町独自設備投資販路開拓融資・利子補給

御殿場市開業パワーアップ支援資金等利子補給金事業

融資限度額
公式資料の区分別金額を参照
受付状況
受付中
制度種別
融資・利子補給制度(補助金ではありません)
対象者
創業5年以内(令和4年4月1日以降創業、個人からの法人化は除く)で開業パワーアップ支援資金等の融資を受けた市内創業者。市税滞納なし
資金使途
開業パワーアップ支援資金または日本政策金融公庫の創業関係融資(1,000万円分までの借換含む)に係る利子
利子補給・利率
対象となる県制度融資・日本政策金融公庫融資の借入利率/対象融資の支払利子に対する市の利子補給(1,000万円分まで)/借入利率から市の利子補給額を控除/対象融資制度の保証条件による
返済期間
対象融資制度の返済条件による
申請・相談先
御殿場市商工会/商工振興課 / 0550-83-8822
最終確認 2026-07-23

静岡県・国の制度もあわせて確認

販路開拓なら県の小規模企業経営力向上(上限50万円)・国の持続化補助金、設備投資ならものづくり補助金もあわせて確認しましょう。

御殿場市の担当課に相談するときの聞き方

御殿場市の担当課や商工会議所・商工会に相談すると、対象可否や申請の流れを具体的に教えてもらえます。相談のときは、次のようなことを聞いておくとスムーズです。

  • 自分の事業(または世帯)の状況で、対象になりそうな制度はどれですか?
  • この制度は交付決定後に契約・購入すればよいですか?
  • 補助対象になる費用と、対象外になりやすい費用を教えてください
  • 補助金はいつ入金されますか。立て替え資金の準備は必要ですか?
  • 市町・県・国の制度を併用できますか?

対象になりやすいのはどんな方?

「自分は対象になるのだろうか」と不安に思う方は多いと思います。事業者向けの制度は、御殿場市内に事業所がある中小企業者・個人事業主を対象にすることが多く、町税・市税の滞納がないことなどの条件がつきます。

住民向けの制度は、御殿場市に住んでいること、年齢や所得などの条件で対象が決まります。

大切なのは、制度ごとの「対象者」欄を見て、自分が当てはまるかを確認することです。当てはまりそうなら、次に「対象になる費用(対象経費)」を確認します。

この2つが分かれば、申請に進めるかどうかの見当がつきます。判断に迷うときは、遠慮せず担当課に相談してみてください。

補助金は後払い。資金繰りもあわせて考える

御殿場市の補助金も、多くは「後払い(精算払い)」です。採択されても、事業を実施して報告したあとに入金されるため、最初は自分で費用を立て替える必要があります。申請から入金まで数か月かかることもあります。

とくに設備投資や店舗改修など、まとまった金額を先に支払う事業では、立て替え期間の資金繰りが大切になります。御殿場市や近隣の制度融資を、補助金の入金までのつなぎとして使う方法もあります。「採択されたらすぐ入金」ではないことを前提に、資金計画を立てておくと安心です。

御殿場市の地域性と、補助金の特徴

御殿場市は、富士山麓の冷涼な気候を生かした農業・食品加工と、観光・物流が盛んな街です。漬物などの食品製造、農業、観光イベント、運送など、地域の産業に沿った支援が用意されています。観光客の多い地域ならではの、観光振興の制度も特徴的です。

農業・食品加工の方は農業者支援や食品製造の制度が、観光に関わる方は観光イベントの制度が、設備を新しくしたい方は設備投資の制度が候補になります。物価高騰への支援など、足元の経営を支える制度もあります。

準備しておくとよい書類

御殿場市で補助金を申請するときには、制度によって次のような書類が必要になります。早めにそろえておくと、申請がスムーズです。

  • 対象経費の見積書(契約前のもの。宛名・日付を正確に)
  • 事業計画や取り組み内容が分かる資料
  • 事業所の所在や事業内容が分かる書類(事業者向けの場合)
  • 住民票・所得や課税が分かる書類(住民向けの場合)
  • 市税・町税の納税状況が分かる書類

申請から入金までの全体の流れ

御殿場市の補助金も、多くは次の流れで進みます。全体像を知っておくと、今どの段階にいるかが分かり、次にやることが見えてきます。

まず、対象になりそうな制度を見つけたら、対象者・対象経費・申請時期を確認します。次に見積書を取り(契約はまだ)、申請して交付決定を待ちます。

交付決定が出たら、契約・発注・着工をして事業を実施し、費用を支払います。事業が終わったら実績報告を提出し、内容が認められると補助金額が確定して、入金されます。

この流れの中でとくに気をつけたいのが、「交付決定の前に動かないこと」と「補助金は後払いであること」の2点です。焦って先に契約したり、入金を当てにして支払い計画を立てたりすると、つまずきの原因になります。落ち着いて、順番どおりに進めましょう。

1制度を探す

市町・県・国の制度から、自分に関係しそうなものを確認します。

2対象者・対象経費を確認

自分が対象になりそうか、何に使えるかを確認します。

3見積を取る

契約はまだしません。申請に必要な見積書を用意します。

4申請する

必要書類をそろえて申請します。

5交付決定

ここまで契約・購入・着工は待ちます。

6契約・購入・着工

交付決定の“あと”で動きます。

7実績報告

事業の内容や領収書を報告します。

8補助金が入金

補助金は後払い。入金まで数か月かかることもあります。

知っておくと安心な、補助金の基本用語

御殿場市の制度を読むときにも役立つ、補助金の基本用語をかみくだいて説明します。これらを知っておくと、制度の説明がぐっと読みやすくなります。

  • 交付決定:申請が認められ、補助金を出すと正式に決まること。多くの制度で、この前に契約・購入すると対象外
  • 補助率:対象経費のうち何割が支援されるか(例:2/3なら3分の2が補助)
  • 上限額:補助される金額の上限
  • 対象経費:補助の対象になる費用。対象外の費用は自己負担
  • 精算払い(後払い):費用を先に支払い、あとから補助金を受け取る方式

御殿場市の担当課に電話する前に、整理しておくこと

御殿場市の商工振興課・農政課や商工会議所・商工会に相談するときは、いきなり「補助金は使えますか?」と聞くより、先に状況を整理しておくと話が進みやすくなります。次のことをメモにまとめておきましょう。

  • 何をしたいのか
  • いつ契約・購入・工事・引越しの予定か
  • 見積書はあるか
  • すでに発注・契約・着工していないか
  • 事業所の所在地・業種、または世帯の状況
  • 市税・町税の滞納がないか
  • 個人向け制度の場合は、世帯構成・所得・年齢などの条件

農業や食品加工、観光イベントを考えている場合は、「これから取り組む予定」「契約・発注はまだ」と伝えると、対象の制度を案内してもらいやすくなります。運送事業者の物価高騰対策なども、具体的に聞いてみましょう。

市町独自・静岡県・国、どれから見ればいい?

補助金が分かりにくく感じる大きな理由は、「市町・県・国」という出し手の違う制度が混ざっているからです。

まずは下の表で、3つの違いと「最初に確認するポイント」を整理してみてください。

種類向いている人代表例最初に確認するポイント
市町独自制度まず地元で使える制度を探したい方店舗改修、空き店舗、利子補給対象者・受付期間・申請前条件
静岡県制度設備投資・企業立地・経営改善を考える事業者小規模企業経営力向上、収益力向上、企業立地補助上限・対象経費・事前着手の可否
国制度広域で使える大型制度を確認したい方持続化補助金、IT導入、ものづくり公募回・締切・商工会議所の確認

迷ったら、まずお住まい・事業所のある市町の制度を確認し、足りなければ静岡県・国へと視野を広げるのがおすすめです。

1
市町独自制度

まず地元で使える制度を確認します。店舗改修、空き店舗、利子補給などが候補です。

2
静岡県制度

設備投資、企業立地、経営改善など、少し広い制度を確認します。

3
国制度

持続化補助金、IT導入補助金、ものづくり補助金など、全国共通の制度を確認します。

申請前に失敗しやすいポイント

補助金は、ちょっとした行き違いで対象外になってしまうことがあります。次の点に気をつけてください。

交付決定前でもOK
  • 制度を調べる・確認する
  • 担当課・商工会議所に相談する
  • 見積書を取得する
交付決定前はNG
  • 契約・発注する
  • 購入・支払いをする
  • 工事に着工する
  • 交付決定の前に契約・発注・購入してしまう(多くの制度で対象外になります)
  • 見積書の宛名や日付が、申請内容と合っていない
  • 対象経費だと思っていた費用が、実は対象外だった
  • 受付終了や予算切れに、あとから気づく
  • 補助金の後払いを知らず、立て替え資金が不足する

補助金を上手に使うための5つのコツ

最後に、補助金を上手に活用するためのコツを5つにまとめます。

目的から制度を探す

「設備を新しくしたい」「販路を広げたい」など、目的から探すと制度を選びやすくなります。

早めに相談する

商工会議所・商工会・市町の担当課に早めに相談すると、対象可否や申請のタイミングを確認できます。

契約は交付決定のあと

交付決定前の契約・発注・購入は対象外になることがあります。まず申請です。

後払いを前提に資金を準備する

補助金は事業実施後の入金が多いため、立て替え資金も考えておきます。

書類を正確にそろえる

見積書・請求書・領収書・実績報告書の日付や名義を確認します。

次にやること

御殿場市で関係しそうな制度を診断で確認し、商工振興課・農政課に相談しましょう。

よくある質問

Q御殿場市の補助金と国の補助金は併用できますか?
A対象経費が異なれば併用できることがありますが、同じ経費への重複は制限される場合が多いです。各窓口で確認してください。
Q申請前に契約・購入しても大丈夫ですか?
A多くの制度で交付決定前の契約・購入は対象外です。先に見積を取り、申請のタイミングを確認してから進めてください。
Q補助金はいつ入金されますか?
A原則後払いです。事業実施・実績報告・確定のあとに入金されるため、立て替え資金の準備が必要です。
Q個人でも対象になりますか?
A制度により、事業者向け・個人/住民向けが分かれます。対象者欄を確認してください。
Qどこに相談すればいいですか?
A市町の担当課、商工会議所・商工会が主な窓口です。市町ページや相談先ページもご活用ください。